ゲームの企画書の書き方についてネットや本で調べた結果をまとめてみる。
企画書とは道しるべ
ゲームのデザインドキュメントは開発が進むにつれ内容の追加や変更が随時行われる。
そのため、文書が成長していくことを前提に、初期の段階から細かく書こうとはせずに最も重要な目標と、それを達成するための構成要素を抜き出していく必要がある。
タイトル
まずは、製作ゲームのタイトルを。
とりあえず手に取ってもらいたければ、(近年のラノベみたいな?)分かりやすく、興味を魅かれるようなものがいいし、こだわりがあるなら、ストーリーや世界観に絡んだオリジナリティのあるものなど、決め方は様々。
企画の狙い
この企画が業界において、どのポジションに狙いを定めているのか。また、提供価値やキー・リソースは何か。
細かい説明は置いといて、つまりはマーケティングについて。企業でのプレゼンならあって文句なし。
テーマ
主題というやつ。
ゲームの核心的なもので、テーマからそのゲームの大まかなくくりを想像させるもの。
ゲームを通して伝えたいこととかでもいいと思う。
開発チームとかでは、プランナーよりデザイナーやシナリオライターが決めていそうなイメージ。
基本内容
- ジャンル
複数組み合わせたほうが、独自性が出るとのこと。混ぜすぎは危険。
- プラットフォーム
ターゲットユーザーや開発環境なんかを参考に決めるといい。
- プレイ人数
オンライン要素があるなら(オンライン時~人)とかも書くといいかも。
コンセプト
テーマに沿った提供したい“面白さ”。
そのゲームで追求していく目標。ある程度絞り込んでおかないと開発中に迷走してしまう。
ターゲット
意外と難しいターゲットの設定。大勢に楽しんでもらおうと思うと層が広くなってしまい狙いが定まらなくなってしまいがち。
設定方法としては、身近な人を対象にして、その人が何について詳しい人で、どんな性格だから、どういった感想をもってほしいのかを意識するといいと思う。
ゲームシステム
・コアメカニクス
この企画の売りとなるゲーム性(パズドラならパズル、ポケモンGOならポケモンを捕獲する部分?)。
・ゲームの基本的な流れ
コアメカニクスとそれ以外の要素のつながり。キャラクターの強化とか、ストーリーなどコアメカニクスとどのように連動しているか。
世界観
あらすじや意図するアートスタイル。
長々と書く必要はなくて、分かりやすいキーワードや絵をちりばめつつ短くまとめるといいらしい。